法人設立や起業準備を始められる方に役に立つ情報をお届けします。
こちらの記事で、銀行法人口座の基礎知識・メリット・選び方・開設方法・必要書類・おすすめ口座「住信SBIネット銀行」の評判について解説いたします。
ぜひ、ご活用ください。
- 執筆者の紹介
- 銀行法人口座の基礎知識
- 銀行法人口座の選び方・チェックポイント
- 銀行法人口座の開設方法とそのながれ
- おすすめの銀行法人口座「住信SBIネット銀行」
- 住信SBIネット銀行の法人口座の注意点
- 住信SBIネット銀行の法人口座の評判・クチコミ
- 住信SBIネット銀行の法人口座はこんなユーザーにおすすめ
- 住信SBIネット銀行の法人口座のお申し込み方法
- 起業・副業・事業拡大・経費節約に役立つビジネスTips
- 【まとめ】銀行法人口座の基礎知識・メリット・選び方・開設方法・必要書類・おすすめ口座「住信SBIネット銀行」の評判・クチコミ
執筆者の紹介
- バーチャルオフィスのススメ(バーチャルオフィス研究家)
新しい働き方、会社設立、起業、副業に役立つ優良情報をお届けしています。 - 著書:バーチャルオフィス研究レポート2024
- マーケティング実務経験30年
- 日本マーケティング協会マーケティングマスター
- 日本環境管理協会環境管理士一級
- 教員免許社会科中学校一種高校二種
- 社会教育主事
- メディア運営、電子書籍出版、マーケティングサービス、スペース開発事業などに取り組んでいます。
銀行法人口座の基礎知識
銀行法人口座とは
銀行法人口座とは、法人(企業)名を名義人とする銀行口座です。
会社設立時には法人口座を開設するのが一般的です。
銀行法人口座を開設するメリット
銀行法人口座には様々なメリットがあります。
- ビジネスの信用度を向上させることができます
経営者ひとりの会社でも法人設立登記を行えば法人格とみなされます。
銀行法人口座を開設すれば、金融機関の審査を通過していることや、会社の資産を適切に管理していることなどを証明することができ、ビジネスの信用度の向上させることができます。 - キャッシュフローをしっかり管理できます
銀行法人口座で支払いや振込を一元管理すると、資金の流れが明確になり、会社の経営状況の把握や、経費削減や資金繰りの検討をスムーズに行えます。 - 法人専用のクレジットカードを作成できます
法人専用のクレジットカードを使用すれば、個人の出費と事業用経費を分別する作業が不要になります。
また、社員カードを発行すれば、従業員経費の仮払いや立替業務の効率化も可能です。
さらに、キャッシュレス決済で、経理と現場の煩雑な小口現金のやり取りを減らすこともできます。 - 金融機関からの借入金額が個人口座よりも高くなる場合があります
特に事業拡大でまとまった額の融資が必要になる場合などは、法人口座の方が資金調達では有利と言われています。 - 振込先や利用頻度によって手数料を節約できます
取引の多い協力会社と同じ銀行で法人口座を開設することで、振込手数料を安くして経費を節約できます。
また、銀行によって、利用頻度に応じて振込手数料が割り引きとなることもあります。
銀行法人口座の選び方・チェックポイント
銀行法人口座の選び方として、チェックするべき5つの選定ポイントをご紹介します。
【選定ポイント①】事業の信用を得られるブランドを選びましょう
JTC(ジャパントラディショナルカンパニー)との取引が多い場合はメガバンクや地方銀行のブランドが役立ちます。
ネットビジネス、テクノロジー、スタートアップ、ベンチャーなどはネット銀行のスマートなブランドを有効活用している企業も多く見られます。
【選定ポイント②】税金の支払いが可能かチェックしましょう
一部のネット銀行では税金の支払いに対応していない場合もあります。
税金の支払いを重要視される方は事前に確認することをおすすめします。
【選定ポイント③】融資やビジネスローンが利用可能かチェックしましょう
一般的に、多くの銀行で融資やビジネスローンを提供しています。
しかし銀行によって借入金額が異なります。
自社事業の融資必要額を踏まえて、借入審査の簡便さや利便性などをチェック判断するようにしましょう。
【選定ポイント④】口座開設手続きのスムーズさをチェックしましょう
法人口座には必ず審査があり、様々な書類の提出を求められます。
各銀行で必要な書類は異なります
一般的に、ネット銀行の必要書類が少なく、口座開設手続きがスムーズと言われています。
また、口座開設のスピードも重要なチェックポイントです。
一般的に、店舗型の銀行は2~4週間、一方ネット銀行は1~2週間の期間がかかります。中には、条件により最短即日開設可能としている銀行もあります。
【選定ポイント⑤】銀行法人口座の使いやすさやコストをチェックしましょう
法人利用における使いやすさの主なチェックポイントは、「振込限度額」、「振込手数料の安さ」、「インターネットバンキングの使い勝手」です。
- 振込限度額
法人取引では振込額が1,000万円を超える場合もあります。
銀行の振込限度額に引っかかり、何度も手続きすることは大きな手間です。
一般的に、店舗型銀行の限度額は300~1,000万円程(窓口・ATM・ネットバンキングに対応)で、一方、ネット銀行は窓口や直営ATMを持っていないものの、ネットバンキングでの振込限度額が高く設定されていると言われています。 - 振込手数料の安さ
小口の振込が多い場合は、振込手数料が高いことで、利益が圧迫される場合もあります。
一般的な振込手数料の目安は、店舗型の銀行は無料~300円、ネット銀行は無料~55円ほどと言われています。 - インターネットバンキングの使い勝手
インターネットバンキングのUI(ユーザーインターフェース)はインターネットバンキングの使い勝手に大きく影響します。
事前に、銀行のホームページのデモ画面を確認するようにしましょう。
また、利用手数料や利用時間の制限などがある場合もありますので、こちらもチェックするようにしましょう。
銀行法人口座の開設方法とそのながれ
法人口座の開設方法とそのながれについて、次のステップで解説します。
- 候補となる銀行法人口座の情報を集める
- 開設申し込みと必要書類の提出
- 銀行の審査を受ける
- 法人口座開設
【STEP-1】候補となる銀行法人口座の情報を集める
銀行によって審査の厳しさ、融資、コスト、使い勝手などの内容が異なるので、自社のニーズにマッチした銀行法人口座を選びましょう。
メイン銀行とサブ銀行の2つの口座を用意して、用途によって使い分けるのもおすすめです。
たとえば、入金用にメガバンク、出金用に振込手数料が低いネット銀行と使い分ける方法もあります。
【STEP-2】開設申し込みと必要書類の提出
法人口座の開設を申し込みは、「窓口で申し込む方法」と「Webサイトから申し込む方法」があります。
窓口で申し込む場合は、提出書類に不備があると受け付けてもらえないこともあるので事前チェックが必要です。
また、窓口担当者から法人口座開設の目的や事業内容などを尋ねられるため、法人の代表者本人が手続きを行う必要があります。
※代表者以外の人が法人口座の開設を申し込む場合は委任状が必要です。
Webサイトから申し込む場合は、銀行指定の申込フォームに必要事項を入力し、必要書類のコピーや画像を送付もしくは銀行の実店舗に持参する流れで手続きを進めていくのが一般的です。
銀行法人口座開設の申し込みに伴う必要書類
一般的に、銀行法人口座開設の申し込みには次の書類が必要になります。
- 会社の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 会社の定款
- 会社印
- 会社の印鑑証明書
- 代表者の実印
- 代表者の印鑑証明書
- 代表者の身分証明書
- その他会社の運営実態がわかる資料
【STEP-3】銀行の審査を受ける
提出した書類をもとに銀行で審査が行われます。
審査の内容や基準は非公開ですが、一般的には、書類確認、事業内容、株主情報などの確認が行われます。
昨今は、マネーローンダリングなどの防止のため、審査が厳しくなっている傾向があります。
審査期間は銀行によりまちまちですが、一般的には窓口型の銀行ほど審査期間が長くなる傾向にあり、中には半月以上かかるケースもあるようです。
【STEP-4】法人口座開設
銀行の審査に通過すると法人口座が開設され、通帳やカードなどが郵送されます。
おすすめの銀行法人口座「住信SBIネット銀行」
SBIネット銀行法人口座は住信SBIネット銀行が運営しているお得でスマートな銀行法人口座です。
セールスポイントは、「振込手数料がSBIネット銀行宛て0円、他銀行宛て145円とリーズナブル」、「スマホでスムーズに口座を開設できる」です。
住信SBIネット銀行の法人口座の特長
住信SBIネット銀行の法人口座は、ビジネスオーナーの様々なニーズに応える多彩な強みがあります。
口座開設手続きがスマート&スムーズ
住信SBIネット銀行は、提出書類が完備されていれば、最短で翌営業日から銀行法人口座を利用スタート可能です。
コストパフォーマンスが高い振込手数料
住信SBIネット銀行の振込手数料は、SBIネット銀行宛て0円、他銀行宛て145円ととてもリーズナブルな価格設定です。
振込が多い企業にとって住信SBIネット銀行の振込手数料の安さは大きな経済的メリットをもたらします。
モバイルアプリで快適便利な取引体験
移動中などスマートフォンアプリを利用した取引がとても便利です。
住信SBIネット銀行のアプリは、いつでもどこでも、かんたんに残高確認や振込などができます。
手数料無料のデビットカードが使える
住信SBIネット銀行の法人口座開設と同時に、手数料無料のデビットカードが付与されます。
デビッドカードを活用してショッピングや経費の支払いをスマート&スムーズに実行できます。
支出管理を効率化して経理業務を軽減することができます。
最短当日借入が可能
住信SBIネット銀行なら、最短即日借入を利用できます。
緊急で資金調達が必要になったときなどに役立ちます。
口座のご利用状況をもとに借入条件をご案内。
借入手続きはオンラインで完結。
決算書も不要です。
税金などの支払いをかんたんに
住信SBIネット銀行は、Pay-easy、日本政策金融公庫の口座振替に対応しています。
住信SBIネット銀行の法人口座の注意点
住信SBIネット銀行の法人口座は、コストパフォーマンスとスマートな利便性を評価されていますが注意点もあります。
【注意点】店舗サービスはありません
住信SBIネット銀行の法人口座には実店舗でのサービスはありません。
特に複雑な財務や法務の問題に直面した際、専門家のアドバイスが必要なビジネスにとって不便と言えます。
スタッフ応対が必要な場合は、電話、メール、チャットのリモートサポートでの対応となります。
住信SBIネット銀行の法人口座の評判・クチコミ
法人口座つくるんなら、住信SBIネット銀行が一番いいよ。圧倒的に使いやすい。
— Yu Morita (yuu) (@securecat) June 25, 2012
住信SBIネット銀行の法人口座専用アプリが出てた…!!
— UT🍋レンタルスペース・民泊・不動産 (@ut_gjgj) July 6, 2022
そしてやっと無料振込み枠もゲット✊🏾💖 pic.twitter.com/35oz2pOh34
法人口座の真面目な比較表を作ってみました。
— shao as a service (@shao1555) February 28, 2022
弊社は住信SBIネット銀行がメインですが、社保やPay-easy目的でゆうちょ銀行を開設しました。 pic.twitter.com/CraSLzGMjU
僕が法人口座のメインバンクとして使っている住信SBIネット銀行が振込手数料引き下げの神アプデ🥺 pic.twitter.com/5StuQHjTqx
— ふゆ湯♨️旅とバイクとサウナとごはん (@Fuyuchan024) September 4, 2021
住信SBIネット銀行の法人口座はこんなユーザーにおすすめ
- スタートアップ・ベンチャー
スマートでスピーディーな口座開設と決算書不要の即日借入オプションは、ビジネスのスピードを重視するスタートアップやベンチャーに最適です。
チャンスを逃さずに資金調達のスピードを高めます。
また、振込手数料の安さなど、ランニングコストを抑えることにもメリットがあります。 - 個人事業主・フリーランス
24時間365日のオンラインアクセスで口座取引ができる住信SBIネット銀行の法人口座は、個人事業主・フリーランスのビジネススタイルにぴったりです。 - 中小企業
住信SBIネット銀行の法人口座は、中小企業の経理作業の効率化とコスト削減に大きく貢献します。
高機能な専用アプリによる経費管理の精度向上と、デビットカードの利用による支払いの簡素化が業務効率を大きくアップさせることができます。
住信SBIネット銀行の法人口座のお申し込み方法
住信SBIネット銀行の法人口座のお申し込みはとてもかんたんです。
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起業・副業・事業拡大・経費節約に役立つビジネスTips
銀行法人口座とあわせて検討したい、起業、副業、事業拡大、経費節約などに役立つビジネスTipsとおすすめ情報をご紹介します。
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【まとめ】銀行法人口座の基礎知識・メリット・選び方・開設方法・必要書類・おすすめ口座「住信SBIネット銀行」の評判・クチコミ
銀行法人口座の基礎知識・メリット・選び方・開設方法・必要書類と、住信SBIネット銀行法人口座 を紹介させていただきました。
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